ホーム Column いまさらながらママレードボーイを見た若者の感想 #4

いまさらながらママレードボーイを見た若者の感想 #4

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こんにちは!未だに2025年という言葉に聞き馴染められない、マジトピア編集部員の庄子真央です。
年があけて3週間が経とうとしていますがいかがお過ごしでしょうか?インフルエンザをはじめとした病気が大変流行しているので、体調管理にはお気をつけください。

というわけで本日はママレードボーイ第4話の感想です!
前回は、遊と以前3ヶ月間だけ付き合っていたという謎の少女”亜梨実”が登場。そして銀太が光希にキスをするという急展開なお話でした。さて第4話は何が起こるのでしょうか?

第三話 “銀太の告白「おまえをあいつに渡さない!」”

お話冒頭、光希が銀太とのキスに深く傷ついているというシーンから始まります。
盛大に振られた相手に時がたっていきなりキスされるだなんてたまったのもでは無いです。そりゃ学校行くのも億劫になりますよね。
ですが、光希のこんな心境を知らないはずなのに遊は優しく学校へ連れ出そうとします。行動がイケメンすぎる!

舞台は変わって学校へ移りますが、どうやら銀太は自分がしたキスに対して思うところがある様子。光希に少し遠慮する様な態度が見られます。銀太と光希の間に今までなかった空気感が漂っているのを遊と茗子は感じましたが、その後茗子は光希との交換日記で銀太と光希の間に何があったかを理解します。この時、日記を読んで「わたじが邪魔するななんて言ったのはかえって火をつけちゃったのかな?」という茗子のモノローグが入りますが、光希の親友として、そして銀太の友達として自分の行動を振り返って反省するだなんて優しい子だなと思いました。しかも光希に「今は顔も見たくない」と言われてしまった銀太は抱えた嫉妬や不安を遊に当てつけ、遊も銀太に干渉しようとするのですがそんな遊に、みきと銀太に何があったのかを説明するのではなくて「しばらく(銀太を)そっとしておいてやろうよ」と提案する茗子。本当にいい性格している!
(ちょっとここで思ったことですが、もしこういうキスしたキスされたみたいな状況が起きた時、キスをした側からしたら二人でのやり取りを日記に書いて友達に広めないでほしいと思うこともあるかもしれないですが、された側からしたら、自分では抱えきれない問題を直接言葉で話すのではなくて、文字で更に自分の見えてないところで伝えることで、心の負担のクッションにもなるし支えにもなるのかなと思いました。交換日記って交換する相手との繋がりを深めるだけじゃなくて、自分にとって辛いことがあった時に溜まったネガティブを吐き出すものとしてもいいなと思いました)。

放課後、週番を茗子にバトンタッチしてひと足さきに帰宅した光希。銀太との関わりやキスした時のことを思い出しひとり部屋で悩んでいるところを、遊に無理やり腕を引かれて外へと連れ出されます。
連れ出された先は夕陽の見える土手で、光希は綺麗と気分が良くなっていきますが、こうやってちゃんと光希の心の変化を感じ取って無理やりにでも連れ出して、自転車で坂道を猛スピードで降りるドキドキや土手の夕日を見せてワクワクさせたり、石の水切りをさせてムキにさせるなど、悲しい感情を思い出す余地もないほどに短時間でいろんな感情を光希に与えてあげる遊の、さりげないけどちゃんと想いに寄り添っている行動が本当に素晴らしいなと思いました。そしてその遊の優しさに気づかないふりをするのではなくちゃんと遊に感謝を伝える光希も素敵な子だなと思いました。

翌日、銀太とまだ顔を合わせられない光希は逃げるように学校を出ますが、なんと校門にあの鈴木亜梨実がいるではないか!そして銀太を撒くために亜梨実の腕を掴んで連れて行くではないですか!そして二人でお茶をすることに…なんという急展開…!

喫茶店に入った後、かくかくしかじかあり、亜梨実と遊の馴れ初めの話を聞くことになります。
どうやら二人の付き合いはお試しだったようで、でも亜梨実にとってはとても充実して楽しい3ヶ月だったようだけどそれでも振られてしまったよう。そんなことがありながら遊以上の人を見つけられず、今でも遊が好きだという。自分の好きな人間と同居していて同じ学校に通っていている相手に、こうやって嫌味なくきっぱり正直に言えるのはすごいし、光希が遊に恋愛する余地を消すのではなく「あなたも好きなんでしょ?遊のこと。負けないわよ」と優しい笑顔で宣戦布告する亜梨実。
なにこの子、めっっちゃいい子なんだけど!!?
正直亜梨実がワンダードッグで初登場した時、遊への馴れ馴れしさから嫌厭していたのですが、すごく正直でまっすぐで強い女の子なんだと理解できました。亜梨実、大好きです。

喫茶店からの帰り、光希の家の前で待ち伏せをしていた銀太。ついに光希と銀太は顔を合わせて話し合います。
と、思ったら!!
なんと中学の時に銀太が光希を振ったのは光希の勘違いが関わっていたようで、紆余曲折あり「光希のことをなんとも思っていない。ただの友達だよ」と誤魔化して嘘をつかなくてはいけない状況だった。そして運悪くその言葉を光希が聞いてしまっていた。だけど本当はずっと光希のことが好きだったという…!!!
銀太ぁぁぁ!!!!!そうだったのかぁぁぁぁぁぁぁ!
だけど光希のそばに遊が現れたことにより嫉妬心と焦りが込み上がってしまい、ついに「お前をあいつに渡したくない」と叫びあげる。

そうか…銀太…そうだったんだな。

もうママレードボーイの登場人物みんな恵まれてくれ。

というわけでママレードボーイ第4話の感想はここまで。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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