ホーム Anime あの名作が甦る!『攻殻機動隊』の押井守監督の初実写作品『紅い眼鏡』4K レストアへむけたクラウドファンディングが二日目に目標金額を達成!

あの名作が甦る!『攻殻機動隊』の押井守監督の初実写作品『紅い眼鏡』4K レストアへむけたクラウドファンディングが二日目に目標金額を達成!

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有限会社バルク(本社:東京都練⾺区)と有限会社グラナーテ(本社:東京都渋⾕区)は、『機動警察パトレイバー』や『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』などで知られる押井守監督の初実写映画『紅い眼鏡』の 35mm ネガフィルムを 4K 画質でレストアするプロジェクトを 2024 年 4 ⽉ 29 ⽇(⽉)よりクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」にて開始。スタートから⼆⽇⽬に早くも⽬標⾦額を達成した。

その後、ストレッチゴール(⼆番⽬の⽬標⾦額)として設定した 1100 万円も達成したため、特典として「押井守監督、千葉繁、⽞⽥哲章が参加しての新規オーディオコメンタリー」の製作も決定。

三⽇⽬の 5/1(⽔)の 10 時現在、集まった⾦額は 1700 万円を越えて増え続けており、主催者では新たな特典を追加することを検討中。その内容は、クラウドファンディングのページや、X 公式アカウント(@red_spectacles4K)で、決まり次第発表する予定。

■映画『紅い眼鏡』について
元々は声優・千葉繁のプロモーションフィルムを作るという⾃主映画企画でしたが、次第に企画がスケールアップして、35mm フィルム撮影での本格的な映画として完成したのが本作『紅い眼鏡』。
監督は、それまでアニメーションの監督として活動してきた押井守で、これが初の実写⻑編作品となった。スタッフも脚本の伊藤和典など、押井がチーフディレクターを務めた『うる星やつら』の関係者が参加している。出演は、主演の千葉以外も鷲尾真知⼦や⽥中秀幸、⽞⽥哲章ら声優やアニメ業界関係者が多く参加。すでに故⼈となった声優の永井⼀郎や、アニメーターの⼤塚康⽣らの動く姿が⾒られるといった意味でも貴重である。
また、岡本喜⼋映画の常連として知られた天本英世が⽉⾒の銀⼆役で出演している。本作は当初、劇場公開予定はなかったものの、1987 年にキネカ⼤森で公開。カルト的な⼈気を博し、後の『ケルベロス 地獄の番⽝』(91)や『⼈狼 JIN-ROH』(00)につながる「ケルベロス・サーガ」と呼ばれる押井守の作品群の起点となった。アニメーション監督だった押井守が『紅い眼鏡』以降はアニメーションの仕事と平⾏して実写の作品も多く⼿がけるようになり、その後のフィルモグラフィーの転換点となった作品である。さらに、本作のプロデューサーで⾳響監督の斯波重治の発案により、⾳楽で川井憲次が参加。これ以降の押井作品に⽋かせない、相棒ともいえる存在と出会ったという意味でもターニングポイントとして重要な作品だ。

〈ストーリー〉
20 世紀末、警視庁は激増する凶悪犯罪に対し、強化服「プロテクトギア」と重⽕器で武装した「対凶悪犯罪特殊武装機動特捜班」、略称・特機隊を組織する。しかしその苛烈な捜査⼿法に⾮難が集中し、組織は解体を余儀なくされた。だが⼀部の隊員は反乱を起こして解体に抵抗、⼀⼈の男がプロテクトギアとともに海外逃亡を果たす。その男の名は都々⽬紅⼀(とどめこういち)。3 年後、紅⼀は⼤きなトランクを⼿に帰国する。はたして、彼の⽬的は何か……
(1987 年/パートカラー/120min)

プロデューサー=斯波重治/林⼤介
脚本=伊藤和典/押井守
撮影監督=間宮庸介
照明監督=保坂芳美
助監督=伊藤和典 ⾳楽=川井憲次
プロテクトギアデザイン=出渕裕
エンブレムデザイン=⾼⽥明美
出演=千葉繁/鷲尾真知⼦/⽥中秀幸/⽞⽥哲章/兵藤まこ/永井⼀郎/天本英世 ほか

■プロジェクト概要
プロジェクト名:押井守の実写デビュー作『紅い眼鏡』4K デジタルリマスター化にご⽀援を!
期間:2024 年 4 ⽉ 29 ⽇(⽉)〜6 ⽉ 28 ⽇(⾦)
URL:https://motion-gallery.net/projects/red_spectacles
⽬標⾦額:10,000,000 円
リターン品は公式サイトをチェック!
サイトでは押井監督や千葉繁さんからのコメントを掲載。

■コピーライト表記
紅い眼鏡 1987 年オムニバスプロモーション作品 ©押井守・バルク

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